冬にキャンプ。そんな猛者もいるでしょう。
私なんかはぜんぜんそんな根性もないんですが、スキーに車で行ってそのまま車中泊、そんなときの朝食を作ったり、またはスキー場の頂上で昼飯、なんてときにピーク１を取り出してちょっと料理なんてことも。
バイクも含めてスポーツ前、あるいは休憩中の食事は、消化が良くて腹持ちがいいものをとりたい。
そんなときにぴったりなのが、「餅」です。
餅の食べ方にはいろいろあります。海苔と醤油で磯辺巻、きな粉をつけたり、あずきをからめたり。どうせやるなら雑煮にしてしまうと、暖まって冬のスポーツには最適ですね。
持ち運びが簡単で調理も簡単なフリーズドライ食品を使って暖かくおいしい雑煮を作ってみましょう。
材料です。餅は長期保存タイプのものが便利で品質もよい。かさばらないので、ある程度の個数を持つことが出来ます。
雑煮の素はなんでもよいのですが、冬ならではの暖まる雑煮を目指して、キムチ入りミソチゲを使ってみました。これはフリーズドライで味も具もなかなかいけます。
冬場の場合は火力はガソリンに限ると思います。餅は焼いてから入れる方がいい、という場合は網も用意しましょう。そして当然、水は必要ですね。雪でもいいですけど。
餅に焦げ目がつく程度に焼きます。あとで雑煮に入れるわけですから、完全に中まで柔らかくならなくてもなんとかなります。焦げた方が味が出ますね。
コッフェルにお湯を沸かし、チゲを作ります。若干薄目にしたほうが良いかも知れません。餅が水分を少し吸うので、できあがりが丁度良くなると思います。
餅を入れて少し煮込みます。溶けすぎると後始末が大変なので、頃合いを見はからっていただきましょう。
どうです？手軽でおいしいピリ辛雑煮。腹がふくれて暖まる。冬は雪の上で雑煮もよろしいですよ。
