夏の夜、バイクで郊外を走ると虫が寄ってきます。ヘッドライトの灯りに引き寄せられてくる(飛んで日にいる夏の虫、ていうやつですね)わけで、明るくなったところで見るとライトレンズには虫の死骸だらけということになります。
また、シールド付きのヘルメットなどにも集まってくることが多く、シールドが虫だらけになることも。わりあいゴーグルには付きにくい様なのでオフタイプのヘルメットを使う私には影響は少ないのですが、最近ちょっと困ったことになってきています。
冒頭の写真は、私が今使っているヘルメット。VXにカラーリングを施したやつなのですが、これにしてから虫に悩まされているのです。
夜ではなく、昼間のこと。なんと、虫が口元のメッシュの部分を直撃するのです。それが1度ならず2度も。
アライVXは2個目で、4年ほど使用した前モデル(VX−GULLの白ベース)ではそういう経験はありません。虫が当たったときのバイクはDR250Rとストリートマジック、これも変わっていません。
では、なぜ急に虫が当たるようになったのでしょうか?
蛍光の黄色の所為でしょうか?
たとえばDR。このバイクはヘッドライトカウルに黄色のゼッケンプレートが付いていますが、ここにも虫が付着します。
ところが、全体が蛍光レモンイエローであるFE400Eには、あまり虫が付きません。これは材質の所為もあるかも知れません。当たっても付着しないだけかも知れませんから断定は出来ません。
虫が付いても洗えばいいだけなんですが、当たる場所が場所であるだけに、そのまま口元に虫の体液がかかってしまうんですよね・・・
当たるところは見えていませんから、虫が何なのかはわかりません。結構衝撃もありますし、付着はしませんから大きな虫でしょう。これがまた、体液が「甘い」んです。口元がべとつくのでなめてしまう、うっ、甘い!・・・となる。
みなさん、経験ないですか?文・写真 : 河村 格