File07 簡易マップホルダーの制作

 ツーリングなどで知らない街へと行くのに欠かせないもの、それは地図。そしてバイクで地図を持ち歩くのにあったら便利なものがマップホルダーです。しかし各社から発売されているマップホルダーはたしかに色々と高機能なのですが、その機能に見合ったかそれ以上の価格が設定されており、筆者みたいに貧乏学生などにとっては高嶺の花です。というわけで半ば仕方が無く、防水機能をある程度は備えたものを自作してしまおうということになりました。作る発端になったのは、初めて参加した去年の6月のCCRだったんですけどね(苦笑。

 用意したものはリヒト製のB5ソフトクリアホルダー、ハトメとハトメ打ち機、リング、サルカンです。これらはすべて、DIYショップで簡単に入手できます。ハトメ機を除いた総額で、およそ1000円でした。

 実際の制作は至って簡単です。ソフトクリアケースの長方向の一端の2個所に穴を空け、そこにハトメを打ちます。

 ハトメを打った穴にリングを通し、そのリングにサルカンを取り付けます(2個所)。
 車体への取り付けは、タイラップを使用します。別にタイラップじゃなくてもOKです。要はハンドルバーなどに落ちないように接続できればいいのです。取り外しもサルカンを使用しているおかげで、非常に楽に行えます。金銭的に余裕の無いアナタ、一度制作にチャレンジしてみてはいかがですか?
余談ですがこのマップホルダー、一大欠点があります。それは熱転写コピーをした紙を長時間入れておくと、それがケースのビニールに映り込んでしまうんです。CCRなどで長時間使用すると、大抵そうなります。真ん中の段の写真で、ナ○シカのヘルメット付近に見える黒いしみがあるんですが、それが移り込んだ印字の例です。

文・写真 : 硯 崇


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