File03 かっとびツーリングでの一泊装備

 いつもヒトのカバンの中ばかり覗きやがって、てめーはどうなんだ?!と言う声は・・・ないけれど、ちょっと私の装備も紹介してみましょう。

 今回は「剣山スーパー林道を全力で走る」がコンセプトだったので、使用したバイクはフサベルです。もちろんキャリアもありませんし、準備時間がなかったので振り分けバッグ装着もしていません。できるだけコンパクトに、まとめなければなりません。
 一泊のツーリングですが、テントは持ちませんでした。

 使用したカバンはこんなところです。
 デイパックは30リットルの山用。バイク用より上方向に高くなっています。重心は高くなりますが、体と一体化させて体軸を安定させれば走りに影響はしません。
 低くなるとシートや後ろの荷物に干渉して体重移動がやりにくくなりますから、この方が走りやすいのです。

 バイクに取り付けるのは、普通のカバンです。ビジネスバッグです。これはポケットも多く、フック類に対応しやすいので重宝しています。
 そして、ウエストバッグも使用します。普段のタイチ・ヒップバッグとは違い、腹側に着けるのでラフ&ロードのウエストバッグを使用しました。

着替えやタオルの類です。
温泉用、そしていざというときのために、バスタオルも持っています。タオルは2本。
泊まり装備です。
銀マットは持たず、モンベルのエアマットを使用。
シュラフは700gのダウン。ベルスタッフだったか?違うな、忘れました。。
シュラフカバーはイスカのマイクロウエザーです。ゴアよりコンパクトで、安いのがポイント。
快適な睡眠のためには枕がかかせませんので、エアタイプの枕を使用。気室が多く揺れにくいのがいいでしょう。
料理セットです。
私の場合、キャンプの楽しみは野外料理です。ですから、一通りは持ちます。
火器はもちろんピーク1に限ります。442アンレデッドで赤ガス使用可能ですが、今まで白ガスオンリーです。
コッフェルはアルミのセット物(580円)と、ステンレスのセット物から抜き取った小鍋、テフロン加工のフライパン。
中央のナイフセットはディスカウントで980円。切れ味も悪くないし、スプーンやフォーク一体で便利。
モバイラーなので、パソコン一式は持っていきます。
IBMのPC110をメインに、GPSキット、携帯電話用キットを持ちます。
最近は電気コンセントの探し方がわかってきた(おいおい)ので、ACアダプタも。
携帯電話はDocomoです。やはりエリアがまんべんなく広いから、そして当初はDocomoしか出来なかった。
カメラや三脚、ヘッドランプなど。ここにデジカメも入ります。
今回、不意にカメラを落としてフィルムをパーにしかけました。逆にデジタルでは撮れない絵もあります。
救急キットは必要ですね。
消毒液(リバガーゼ)、滅菌ガーゼ、伸縮包帯、絆創膏程度。
あと、エアゾール式の鎮痛剤が欲しいところ。
泊まりなどの遠方の場合は、保険証も持っていきます。
工具はもちろん必要。
フサベルは後輪が27mmのレンチを必要としますので、24x27のメガネレンチを切断。
そのほか左から
 エアゲージ、エアポンプ、差し替えドライバー、プラグレンチ(DRの車載用)、
 コンビレンチ(8,10,12,14mm)、150mmモンキー、六角レンチ(4,5,6mm)
 タイヤレバー、前述の特製レンチ(切り端はタイヤレバー形状に整形)、パッチ、糊、タイラップ、
 マルチプライヤー(980円の安物です。ガーバーが欲しい・・・)

 これらの荷物をパッキングしています。それぞれのカバン単位でのパッキングは、

ピーク1用のコールマン純正の袋に、ステンレスコッフェルを入れて、中にピーク1を入れる。
他の食器類はまとめてスタッフバッグの中です。きっちりしたバッグの方がいいでしょう。
パソコンはコダックのDC210用ケースにまとめます。
タオルや着替え、シュラフを詰めた鞄のなかに食器セットをまとめます。
形状的にジャマな食器も、布類の中なら安定しますし。
デイパックは通常は荷量を減らします。
重いと肩が凝る、というのもありますが、買い物した荷物のための領域として考えています。
振動に弱いパソコンはここに入れています。
頻繁に使うものはウエストバッグの中です。
タオル1本と帽子、マルチプライヤーとエアゲージ、カメラ、救急セットなど。
フサベルにはテールバッグが着けてありますので、それも利用。
ポリタンクは2リットル、リザーブのないフサベルには必需品。
工具とピーク1は拡張領域に入れました。シュラフカバーは隙間埋めのためです。
ラフ&ロードのMサイズテールバッグは広げると結構容量があります。
それにかばんをしばりつけます。こうすることで、重心の高くなったテールバッグも安定します。
ストレッチコードは中間フックを5個取り付けたもので、カバンのD環なども利用して1本で縛り付けます

 とにかく、思い切り走りたい!というときの装備でした。

(河村)


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