File04 藤原延興さんのAX−1



 バイクを旅の友とするひとたちは、みなそれぞれに自分好みの設定をしているものです。
 今回紹介するのは、20万キロを遙かに越える走行距離を誇る、藤原さんの愛車AX−1です。

1.スクリーン

 標準装備と見まごうばかりのフィット感ですが、これは自作です。
 0.5mm厚の透明スモーク塩ビを使用。製作に当たっては、ドライヤーとコンロの熱で曲げ加工をしています。

 材料費は、塩ビ板が330円、周囲のモールが400円ほどです。

2.フォグランプ

 市販の小型フォグランプ(ダイロクイック球のもの)を右側フォークに取り付けています。
 最近断線を起こしたため、仮配線で復旧してあるのがご愛敬です。スイッチはクラッチレバー付近に取り付けられています。

3.他車の流用部品

 アンダーガードは、KLE250アネーロのものを加工して使っています。
 他の物に比べて、ガードが大きくエンジンサイドまで回り込んでいるのでプロテクション効果はかなり高そうです。
 アネーロは並列2気筒ですから若干幅が大きいようです。ほかにも何カ所か削ったところなどがあります。

 同様に、ディスクガードはKMX200のものを流用しています。裏技として、フェンダーはAX−1のフェンダーをもう一枚つぎ足して延長してあります。

4.小物類

 デジタルメーターが二つ。一つはおなじみのトリップメーターで、CATEYEのMITY3です。回転信号は前輪から取り出しています。
 もう一つは、ヨシムラのマルチメーターです。

 Mapケースの夜間照明として、MOTOFIZZのMapランプが使われています。電源ソケットも付いています。  そのほか、グリップヒーターなども装備されています。

解説 : 藤原延興


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