足回りの改造を行ったのは2006年になります。
それから12年。
フロントフォークから油にじみが出始めていました。
若干バタつきが感じられるようになったのもここ2、3年のこと。
そろそろオーバーホールと行きましょうか。
現在使用している足回りは、プロジェクトサイエンス社によるスペシャル品です。特に前足については、MX系のレーサー部品をベースに、各部寸法やばねレートなどの変更がされていますから、普通に部品買って整備、というわけではなくプロジェクトサイエンスにオーバーホール依頼するのが間違いないと思います。
取り外しに際して、突き出し量の現在のセッティングを記録しておきます。
インナーチューブの錆があるからねえ・・・高くなりそうだな。
前足を取り外しました。
さて、後ろ足も。
いやちょっと待て。
先に前足を外してしまったから、後ろ足の作業が出来ません・・・
やむなくスペアのショックを取り出しますが・・・
バンプラバーが粉々になりました。
いやいや、このサス使いたくないなあ・・・
とうことで、ひとまず前足だけオーバーホールに出します。
約3週間で帰ってきました。
金額は・・・9万円もしてしまった。インナーチューブの再メッキが問題なのでした。
インナーチューブはきれいにメッキ研磨されています。ついでにエンド部品も塗装していただきました。
サスの取り付けは完了。
余談ですがね。
この車両の設計寸法が気に入らない。
シャフトの右側シャンク部が入るあたりで左側に入る様になっており、とにかく差しづらい。シャフトの長さにほんの1〜2mmの差異をつけていればスパッと入るのに。
さて、前足が復旧できたので後ろ足です。
これがまた外しにくいのですよ。
リザーバ別体であるがために、なかなかこれが抜けるスペースがない。バッテリーを外し、配線をよけながらなんとか外す。
ボトムのネジの位置もリンクに隠れてしまうので、外側のリンクは外す必要がある。
これもサグの寸法を記録しておきます。
前回のオーバーホールはプロジェクトサイエンスでやってもらいました。前足とセットで施工したからです。
今回は、ババナショックスに依頼することにしました。
現在の98DRより前に、95DRの時代、ババナショックスにてオーバーホールしています。コストは似たようなもの(Webによると)なのですが、おそらく納期はこちらの方が早いとみた。
・・・ほんの数日で帰ってきました。
やっぱりバンプラバーは硬化して崩れていたなあ・・・
さて、実走は冒頭のツーリングにて。
問題なくショックを吸収する足に戻りました。
まあ、これで再度オーバーホールすることは無いかな・・・
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