今を去ること6年も前になるでしょうか。
三重と奈良の県境にある「高見峠」を目指しました。
当時、当地に多大な被害を与えた台風の後で峠道は通れない状態になっており、目的を達することが出来ませんでした。
高見峠は三重の飯高と奈良の東吉野を結びます。
結構車通りも多く、今では新しい国道が出来ていますが、旧道は狭くかつては大型トラックなども往来した道でした。この峠でつっかえたトラックに遭遇したこともあります。
特に案内もありませんが、それっぽい道へ入っていきます。
おっと、道が崩れていました。
完全に落ちており、復旧される可能性は薄いかも・・・
仕方ないので新道へ戻り、トンネル付近から旧道へ向かいます。
時にはダートになってみたり。
昔はどうだったかなあ・・・
で、念願の高見峠です。
風景に見覚えがありました。何十年という月日が経っていると思いますが、なぜか記憶に残っている(のだと思う)風景でした。
ただ、ここから奈良側も通行は出来ないのでした。
登山のベースになるから峠まで来られるようになっているだけで、峠越えとしての目的はなされない道でした。
「日本遺産」とした看板が立っています。
日本遺産を調べてみましたが、いまひとつよくわかりません。平成28年4月に「森に育まれ,森を育んだ人々の暮らしとこころ〜美林連なる造林発祥の地“吉野”〜」として登録されている様です。(リンク先は文化庁のページ)
そうした古来の文化に触れる一端ということにもなるでしょうか。
一世風靡、ですかね。
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