今年はついに1回しか発行しませんでしたね。
まともに乗ったのが一回だけですから。
「まともに」
まともでない状態なら乗ったんですけどね、もう一回。
言い訳がましくそんな顛末を・・・
半年ぶりにDRに火を入れる。
いつものように簡単に目覚めた。
ガソリンを満タンに、タイヤの空気も入れて走り出した春の日。
少々重く感じるがこれは一回休憩すれば回復するはず。いつものことだ。
国道を走ること数分。
「パンッ!」
ありゃりゃ、バックファイヤーなんて珍しいなあ・・・
なにげにメーターを見たら?
点滅している・・・
や、こりゃまずいぞ。
すぐ近くにあったコンビニに入り、キーをOFFにした。
止める前に目視した状況は、純正のデジタルメーターが点滅、DAYTONAの油温径は表示されていなかったと思う。
バックファイヤーがちょっと引っかかった。キャブが漏れ気味なのは昨年から解っていたが、そこになにかがあるか。
ただ、このバイクは薄めなために普段は減速時にアフターバーンの傾向がある。その仕様でバックファイヤーってのも何か解せんところがある。
となると電気系か。
キースイッチをONにしてみた。
メーターが点かない。
というか、電源が入らない。
これはだめだ。
幸い、家から10kmも離れていなかったので迎えに来てもらい、バイクを置いて帰ることに。
待つ間に、師匠に電話(かれこれ数年ぶり)してアドバイスをもらったり。
ともあれ、春の企画は全て飛んだ。
休日の会社に行き、軽トラを借りた。
遠征しなくなったがラダーレールはまだ持っていた。タイダウンベルトも然り。
ガレージに帰って調査開始。
まずはメーターの電源を外した。
これは、メーターを壊さないための予防措置。以前、フサベルに付けていたSUZUKI純正のデジタルメーターは点滅始めてから破損に至ること2台。いまや入手も怪しいだけに、即座にエンジン切ったのもその予防のためだ。
疑いは、充電回路の破損。
発電不良からバッテリーの電気を使い果たしたパターンが考えられた。
しかしながら、電圧を測ってみると12.59Vと良好な状態にあった。
直接の原因は、ヒューズが切れたことだった。
ヒューズを交換してエンジンをかけてみたら、ごく普通に始動。
電圧は14.2V台で安定。まったくもって問題はない。
メーター繋いでも何も起こらず。メモリも消えていないので影響はないだろう。
バックファイヤーが起こった段階でヒューズ切れが起こっていたのだろうか。
そしてその原因はどこに?
とりあえず、これかな?と考えて取り外したサブメーター。
これも昨年から点滅し始めてはいた。
なにより配線の被服が傷んでおり、ボロボロに剥がれてしまう状態になっていた。
その後、今のところ問題なく走っている。
念のために予備のヒューズを2個持ち歩いてはいるが・・・
と、いうわけです。
こんなことで、春号は出来なかったわけですね。
秋号が冬までずれ込んだのは別の要因ですが(苦笑
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