飛騨山中彷徨い人

 かれこれ何年まともに林道を走っていないのだろう・・・

 オフロードバイクしか乗らない。仮にもBACKtoOFFroadなどと掲げていたり(汗

 が、まともに林道が出てきてないのが実情だね・・・

 何というか、走る距離が長くなるとダートへ進入するのが面倒になる。
 これではいかん。ていうか、たまには林道を走ろう。



 相変わらず高速使って山へ行く。いや、下道走ってるうちに面倒になるからさ。
 大きな橋で川を渡れば、そこはかつて林道がたくさんあった山に届く。

 近年舗装化が進んだとは聞く。だが、まだ長い林道が残っているとも。



 付知から、山へ入ってみよう。
 昨年発行の某地図にはダートの記載があるが、数年前にはなくなっていたような話も。

 実際のところ、どうなんだ?



 ここを走ったのは10年以上前になる。
 15年ほど前ならこの手前、二ツ森から続く長いダートが走れた。10年前でも恵北はダートが残っていた。しかし今ではその名残すら見えなくなっていた。



 支線にダートが見える。これは入って見なければ、と。



 標識からはどこかへ抜けることが予想される。これなら期待できる。



 走りやすい道だったが、いささか迷った。分岐が結構あるのだ。
 広場で行き止まり・・・かと思えば奥に抜ける道があったり、こちらかと思って入って見たら崩れていたり・・・



 うろうろしていたら舗装に出た。

 しかしここはどこ?



 広い道へ出てみたら国道256号線。出たかったのは257号線なので方向が違った。
 まあいいか、そんなに遠いわけじゃない。目指すのは向こうに見える山。



 国道脇に見覚えのある脇道。
 実はここからが長い林道の始まり。



 中腹林道は文字通り山の中腹を駆け抜ける林道。
 主に加子母村に位置する。

 場所は飛騨地方ということになるが、雪はさほど多くないために荒れることも少ないのか、押し並べて走りやすい締まった砂利がひかれている。中腹だけに起伏も少ないのはよいのだが。



 いかんせん分岐が多いのがルート選びに影響する。



 すぐに次の分岐が現れる。
 基本的には下らない道を選べば良いんだけど。



 ところどころに標識のある分岐。もっともどの道もどこかへはつながるようで、多くは下界へ出てしまう。



 ん、某誌でここは来たね・・・

 中腹だけにあまり展望はないこの林道。開けているのはこのあたりだけかな。



 これはどっちだ?



 ええっと。

 木曾谷ってのは通れない道ではなかったかと。

 じゃあここは左か。



 これで正解かな?



 あらら、舗装になってしまったぞ?
 ここまでまだ20km程度だから、まだ完走していないはず。となればさっきの分岐は逆だな。



 戻ってまた分岐。木曾越峠にも林道は開設中らしい。
 今はまだ貫通していない様に聞く。



 ここには観音様。別にお参りもしないけれど。



 げ、舗装に出た・・・



 ・・・と思ったらすぐそこにダートがあった。
 ここもこの先舗装化されるんだろうか。



 もう分岐にだまされない。上っていく道を選ぶ。



 大きな分岐は木曾越林道への分かれ道。
 ここが開通すると、中腹林道の走れる距離は周回含めて2倍近くになる。

 かつては二ツ森〜恵北、中腹とほとんど途切れず数十キロのダートがつなげたこの界隈も、今ではこの中腹林道だけになってしまった様だ。



 とは言え、飽きるぐらいに分岐が現れるので結構長い。



 そろそろ最後の分かれ道。



 舗装道路にぶつかって長い林道は終了。走行距離は28kmを超えた。



 あれれ、終わったはずの林道がまたダートに・・・そんなもんだ。
 こんな風にまだダートが残っている場所なんだよ。



 久々に国道へ出た。ちょっとワープ。
 山越えあるいは林道でも行けるらしいんだけど、どうやって行けば良いのかが見つけられなかった。

次の林道へ行く

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