最初に。
全線走破はなりませんでした。重複区間より東側の部分が走れていません。
国道406号線は、群馬県高崎市と長野県大町市を結びます。
この中で大町市と長野県白馬村の間は国道147号線などと重複しており、実質406号線として取り上げられることはありません。長野県菅平口から群馬県長野原町までも国道144号線などと重複しています。
今回は、菅平口から白馬までの区間を走行します。
菅平口の交差点で144号線から離れます。
ここから菅平までは快適な道が続く。
菅平高原は、夏はラグビー、冬はスキーと、スポーツの色が濃い。
比較的おだやかな山で、スキー場は広いものの斜度や距離で他の大手には負けます。ラグビーにおいては高校などの合宿地としてメッカと呼べるところですね。
菅平から長野市方面へ。ここも快適なワインディングロードを駆け下ります。
須坂の街を抜けて高速を越えれば長野市街へ入っていく。
ここで一旦国道18号線に合流する。東の端で18号線と分かれてきているので、別ルートを来つつここでまた一緒になるということに。
重複区間は短く、ここからは単独のルートが続く。
長野のほぼ中心あたりを通っている間は広い道だが・・・
ほどなく市街地を離れると、400番台国道らしい姿に。
ただ、著名な観光地を抱えているため、近代化されつつあるところも。
それもこれも、長野オリンピックが一役買っていることは間違いない。
戸隠方面を望む。路線は山岳の色が強くなってきた。
ダムを越えさらに山奥へ。山越え区間が始まる。
戸隠への分岐を過ぎると、道路が狭くなる。
鬼無里の名前にはひかれるものがある。
何かないかと見回してみたが、際だったものは見つからず。
奥裾花原生花園は魅力だが、それだけでかなりの時間を費やすことになるのでここはあきらめて。
沿線が色づくにはまだ早かったが、ススキの穂が秋の訪れを告げる。
最後の峠へ上って行く。
そして峠のトンネルを超えると・・・
目の前に、白馬の山々が現れた。
白馬大雪渓には万年雪が見える。
スキー場にももうすぐ雪が降るだろう。
峠を下っていく。
長野オリンピック以前、まだ道路が整備されていなかったころはこんな脇道を裏道として使っていたものだ。雪が降っても通行が確保されるのは人通りがあるから。
そして白馬の街が近づいてきた。八方尾根が目の前に。
JR大糸線を踏みきりで超えれば国道147号線に届く。
正式にはここから左方向、大町まで続いている国道406号線だが、実態は147号線でしかないので、ここまでの走行としておく。
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