緑の季節が来たものの、なにかと忙しい毎日。
それでも少しは走り始めなきゃなあ・・・
あんまり遠くへ行けないのさ。
でも天気は良いし。ちょっと山の方へ向かってみる。
「青川」という川がある。
大きな川ではない。近くを流れる木曽三川とほぼ並行する員弁川、その支流が青川。
そんな青川に、ちょっとしたダートが続いている。
それを人々は「青川ダート」と呼ぶ・・・そのまんまやん・・・
鉄道線路の下をくぐる。
ちょっと待ってみたけれどここはローカル線。なかなか列車はこなかった。
ちょっとアクセル開けてみようか?
とりあえず飛び出しとかはなさそうだから。
ダートは青川に寄り添って走る。河川敷というわけでもなく、堤防というわけでもない。
林道でもなし、はたまた農道でもなし。道の区分もよく知らないけれど、走ってはいけない道ではないようで。
分岐が現れた。ちょっと探ってみるとする。
果たせるかな、そこは多度・養老の山々を見渡せる開けた丘だった。
奥へ行く道も何もなかったが、一休みには良いかな。
景色に見とれてふらふら走っていると急に深いクレバスなど現れるので案外危険。
こういうところはこんなことがありがちなので。
少し行ったらまた分岐。
ここは、結構長いダートがある・・・のだが、途中から石材業者の私有地になるので入らない方が無難かな。私有地の看板まで約1.3kmほどあったか。
このあたりは東海自然歩道が入り組んでいる。東海自然「歩道」といっても車が通れないところは多くなく、それだけに走ってもつまらん道は多いけど。
この先は田んぼの周辺に入ったりしていたはずで行く価値は見いだせなかった。
おっと川渡りなんかも現れたぞ・・・
こんなワイルドな一面もある。川沿いのダートと侮る無かれ。
楽しいダートも終わりを告げる。
なんだか私有地的な香りがしないでもないので出口が閉まっていたら引き返したほうが良いかも・・・まあここまでは入り口も多いし大丈夫とは思われる・・・詳細は要調査だな。
たどり着いたのは、整備されたキャンプ場。
青川キャンピングパークがそれで、駐車場に自動ゲートがあるほど進んだ施設だ。夏には子供連れがあふれる人気スポットになっている。もちろんここまではダートなど通らずに来れるのは言うまでもない。
キャンピングパークを越えるとそこから林道が始まる。
しかし林道はゲートで閉じられていた。
「えん堤工事のため」とある。その実、この先で大きく崩れていると登山者のwebで書かれていた。良くないことだが、ゲートの横は二輪車ならば通ることが出来るだろう。でもそうまでして入る意味など無いらしい。あくまで「らしい」としか言えないけれども・・・
近くにあった地図を見ると、このゲートの先林道を進むと駐車場があるということは、そこまでは行けることがわかる。実は過去にまだゲートが閉じられなかった頃に途中まで入ったことがあるのだけれど、崖崩れで奥までは行けていないので距離はわからない。確かなことは、この先はダートがあったということだけだ。
地図の上の方を見ると、峠を越えた先は、あの茨川に続いているのだ。というより、茨川林道が出来る前はこの治田峠が茨川へのアクセスルートだったわけで、かつては重要な峠だった。
今ではこのルートを使用する登山者も少ないと聞く。道路状況が良くないとか。
いずれにしろ、バイクで越えられる峠ではなかったわけであるが。
もうルート的にしょうがないなあ・・・青川探索はここまでだな。
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