第59話 繋ぎ止めるか、放すか

 いやなんせ忙しかったもので。
 車庫を開けたのが3ヶ月ぶりだったわけさ。
 さらに11月からバイク乗ってなかったからね。バッテリー上がってたりね。



 バッテリー上がりとはほぼ無縁のこいつ。保安部品駆動用の電池もまだ大丈夫で、ウインカーもブレーキも点灯した。キック始動だからいつでも乗れるぜっ・・・て。

 冒頭の写真の通りで。
 保険が切れていた。

 いや、知っていたのだけど。



 メーターは生きてるな。
 積算距離とあるけれど、現在の仕様にしてから100km少々しか走ってないわけだな。



 はっきり言って手を入れなければ使える代物ではなかったので、相当に手は入っている。以前にいろいろと取り上げているけれども、足回りなんかはまったく別物になるほどに手をかけていた。
 それもこれも、こうした小型車を使う機会が多かったからであって・・・

 最後に使ったのはすでに2年前になろうとしている。
 2010年6月、車に積んで淡路島へ。例のアレだよ、某誌の。

 そのときの投稿が雑誌に載ることは、ついぞなかった。
 翌月、某誌が休刊になってしまったからだ。

 目的も無いのに乗りゃあしない。普段の生活でバイクに乗る習慣がないので、たまの休みにちょっと走ろうってな場合にはどう考えても250ccのバイクに乗る。



 乗らなきゃどうなるのかってことは?
 このあたりは安物ならではで、品質というより材質そのものがアレなんだけども。ここらは手を入れようと考えていたところではあるけども、乗らなくなった今では・・・



 車載したときのままに曲げられたバックミラー。このまますぐに車のラゲッジへ行ける状態のままなんだが・・・

 その車もなあ・・・

 某誌も可能性が薄くなったからなあ・・・

 このまま繋ぎ止めておくのか、それとも・・・?

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