川は昔から地域を分ける境になることが多かった。
それは、簡単に渡ることが出来ないから。
川を渡るために橋が架けられる。技術の進歩でだんだん大きな橋が架かるようになっていく。
川沿いの細道を走っていたら、吊り橋が目に入った。
この吊り橋、平成10年度というから近年に掛けられたものだ。
鉄製、それもアングル材などで作られているので、歩くと結構しなる。揺れは案外少ないが、通行禁止などと言われなくともバイクで渡ることはない。
対岸には渡ることが出来た。
しかし、そこからの道がない・・・
橋を渡ってすぐに、壁に手を当てないと落下の危険すらある崖が2〜3m。角を曲がると鉄のはしごで道は途絶えた。
吊り橋が生活道路でないことは、すぐ下流に車道橋があることからも明白だ。
しかしこの橋も、恒久のものでは無いようで・・・
すぐ脇には以前そこに橋があったようだ。橋桁や土台が残っている。
そしてさらに、吊り橋と現在の橋の間を見ると。
川の向こうにトンネルが・・・
また新しい橋を架けようとしている様だ。
トンネルはすでに貫通している様で、橋の出来るのを待っているところ。
道もどんどん変わっていくものです。
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