二足のブーツ

 冬になるとバイクに乗る機会が少なくなる。
 寒いから、というのがその最たる理由だけど、スキーに行ったりすることで余暇を使うからね。

 じゃあ、バイクとスキーを一緒に、というのはどうだろう?

 バイクでスキー背負って・・・なんて姿はちょっとアレなので。
 車にバイクとスキーを積んだ。

 そして二足のブーツと。



 車だからこその快足を飛ばす。
 久しぶりに越える瀬戸大橋であっという間に四国へ上陸する。



 まずは一足目のブーツ。AlpineStars・Tech8。
 ミニバイクとはいえ、ブーツ履いた方が思い切って走れるから。

 バイクを下ろし、仲間と合流。林道を快走。



 冬でも四国ともなれば林道を走れる。
 中部の山は雪に埋もれるところが多くなるから。

 小さいバイクでは物足りないのでもあるが、冬にここまで自走してくるのも何だから。



 ふと山を見上げる。
 冬の山は頂上付近に雪が。



 ならば、ここからはバイクではない。

 バイクとともに積んできたのはスキー道具一式。ウエアはバイクと同じでいい。
 昔、長野あたりのスキー場でも普通にモトパン・EDジャケットなどで滑っていたので、モンベル・ランドクルーザーなら十分に山的。

 そして、二足目のブーツはLANGE・115BANSHEE。
 あまり滑らなくなって7年前のブーツでもへたりを感じないほど。昔は2年でダメになってたなあ・・・当時は年間30日は滑っていた。今は3〜5回ってところか。

 しかし、ここは温暖の地・四国なのだが。何で四国でスキー?というのはこの際置いといて。



 さすがに四国ともなると、スキー場まではロープウエーなどに乗って上がらなければならない。ゲレンデサイドまで車で横付けというわけにはいかない。
 なにげに山スキー的な気分もあって、バイクと同じく旅的にはこれも良い。



 上ったのは石鎚成就スキー場。
 ここは四国でも有数の本格的なスキー場。

 そう、四国にもスキー場はあるのだよ。



 さて、行くか!

 こうして二足のブーツを履き替える旅をする。

 2つのことを行うことを「二足の草鞋」という。
 バイクとスキー。似たもの同士かも知れないが、それでも二足の草鞋。



 や、二足ではなく三足の草鞋、撮り鉄もですけども・・・

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