春は花の季節です。
地方の私鉄である、豊橋鉄道。
その名の元になる豊橋から、三河田原を結びます。
田原って、どこだ?
まあ自動車の街、と言っておきましょうか。
田原は、渥美半島の真ん中あたり。
そして渥美半島の先端にあるのが、伊良湖岬。
伊良湖にはかつて、フラワーセンターなる公園があった。
今では閉園してしまったが、その跡地には無数の菜の花が咲き乱れる。
春の花、菜の花。
だから、豊橋鉄道は菜の花を見に行く人々に期待している。
1編成の列車を「なのはな号」としてラッピング。
ラッピングと言っても外装だけではない。内装まで菜の花。
釣り広告から天井広告も菜の花。
そればかりか、シートまで菜の花。
菜の花は黄色一色の花がたくさん密集して咲く。
茎も黄緑色で爽やかな明るい花。
典型的な春の色を、是非。