File39 横手山山頂ヒュッテのきのこ雲
普段コンビニでおにぎりを買って食べているライダーでも、時には洒落たランチはいかがでしょう?
ここは横手山。日本最高所を走る国道、R292の渋峠から、スカイレータと夏山リフトに乗って山頂へ。
日本最高所の国道・R292は、4月16日の開通からゴールデンウィークまでは確実に雪の壁の間を走行することができ、夏になれば笠岳を越える林道も走れるので、オフロードも楽しめるところなのです。
そして、そこにあるのがこの横手山山頂ヒュッテです。
ここは、標高2300mの高地でパンを焼くことで有名。保存料をいっさい使わないその味は天下一品、それだけにここでしか味わえないものなのです。
この犬は、シベリアンハスキーですね。
山頂ヒュッテのシンボルがこのシベリアンハスキーです。
シベリアンハスキーが示すように、ここの名物はロシア料理でもあります。
横手山は、冬はスキー場になります。そのシーズンの長さからもわかるように、とても寒い。
寒い冬(春でもバイクでは寒いですよ)はボルシチがおいしい。セットメニューもあり、ボリュームも満点です。
そして、私のお薦めは、これ。
きのこ雲、と呼ばれるパイ包みカップシチューで、セットにするとロシアンティーが付いてきます。
夏にここを走るライダーたちは走ることに一生懸命なのか、ここまでは来ない様です。ここを知るのはスキーでここまで来た人たちだけか。
暖かいシチューと自慢のパン、そしてマーマレードたっぷりのロシアンティーが醸し出すハーモニーを味わう権利を、スキーヤーだけのものにしておくのは惜しいですよ。
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