File34 サハリンの地ビール
地ビールも全国津々浦々どこにでもある時代になってきました。街でそういった全国の地ビールが買えたり、そう珍しくもなくなってくるとお土産としてもあまり新鮮みがなくなってくるもんです。
しかし、これならどうだ。
現在はロシア領土であるサハリン(日本名:樺太)は、北海道稚内市から船で行くことが出来ます。もちろん今は他国の領土ですから、パスポートとビザは必要です。
そんなサハリンにも地ビールがあります。そしてそれが、サハリンに行かなくても稚内で入手できました。行ってもないところの産物ですから土産というのもなんですが、やはりちょっと興味があります。
500ml缶3本セットで1000円という手ごろな価格(ロシアと日本の物価の問題もありますが)で買うことが出来ます。
パッケージ(ビニール袋ですが)に描かれたサハリンと北海道の絵が何かを物語ります。多分に日本側の意向が入っているような気がしないでもないですが。
そうは言っても、ロシア製。何が書いてあるのかさっぱりわかりません・・・
「サハリンシェリフ」は、原材料から見ると、モルト系のものでしょうか。アルコール度数は4%で、日本のビールの一般値から見ると低めです。ロシアと言えば度数の高いウォッカを思い浮かべますが、全ての酒がそうではないということがわかります。
「サハリンスコエ」には、米や砂糖などが含まれます。糖分はアルコール生成の元になります。量産ビールはここにコーンスターチなどを混ぜている場合が多いですね。恐らくこれは、世間一般で言う「ビール」の味がするでしょう。
「ビュバヤダマ」は、見ての通り黒ビールです。
実は、どれもまだ開けていません。もったいないなあ、というのが先に立っているのと、味がどうなんだろうということで、大勢の集まる場所で試飲会などの形で飲んでみようかな、という気がしているためです。
怖い物はみんなで・・・てか(笑)
目次