File30 高速料金の支払い

 高速道路を使う機会が増えました。
 高速道路は速くて、快適で、比較的安全であるなど良いことが多いのですが、何が面倒って、料金所での支払いが面倒なこと。
 両手が使えて、またその場にちょっと置いても風で飛んでいったりしない4輪車の場合ならサッと通行できる料金所も、バイクの場合はなかなか・・・ゲートに止まってから財布を出して、おつりをもらってまたしまい込んで・・・とやっていると、車の数倍の時間がかかってしまいます。後ろに着いた車によっては、追い立てられることもしばしば。

 ハイウエイカードを使えば確かに速くなりますね。タンクバッグやハンドルポシェットにハイカを入れておけば、ほとんど車と条件が変わらないわけです。
 ハイウエイカードは、高額なほど割引率が高く、50000円のカードでは8000円も得になります。しかしさすがに5万円ものカードはそうそう買えませんわな。
 今はクレジットカードでの料金支払いも可能なので、長距離使用(2000円を超える場合など)の際はクレジットにしておき、短距離用にハイカの1万円程度のものを用意して使っています。



 最近、この手の自動収受ゲートが増えました。
 コインは投げ込めばいい(余談ながら、車から写真を撮ろうとしていたら多少離れ気味になってしまい、思いっきり投げ込みました^^;)ので4輪車にとっては速いのですが、それだけに手間のかかるバイクは後続に追いたてられやすくなってしまいます。係員がいればそれなりに気を遣ってくれるのですが、機械は、、、ねえ。



 そんなあなたにはこれ、ETC!

 おぃ・・・

 さすがにこりゃ〜バイクにはアレでしょう。
 ハーレーやゴールドウイングなどといった車両には付いていても違和感がないかも知れませんが、オフ車にはどうにも似合わないでしょう。付ける場所もないですし。

 比較的高速道路を使う頻度の多い私の場合、ETCには興味がないわけではない。しかし現時点では10000円までの割引が適用されている(この場合、日本道路公団分。首都高速道路公団、阪神高速道路公団でもそれぞれ10000円づつ、計30000円までの割引適用)とはいうものの、10000円などすぐに使ってしまいます。高額になるほど割引率の高くなるハイウエイカードとは違い、通常料金でしかないのでは利用価値が見出せないのです。



 東名阪自動車道や伊勢自動車道は、全国でもトップを切ってETC化した道路です。両端が他の高速道路と直接つながっていない(料金が別系統になる)ためにサンプル化しやすかったことが理由と思われます。

 このETCですが、ちょっとどうしたもんだろうか?と思うときがあります。

 例えば、伊勢自動車道の伊勢西料金所。
 ここは、出口ゲートが4レーンありますが、そのうち2レーンがETC専用レーンです。通行車両の少ない夜間ともなると、通常の係員のいるゲートは1カ所のみになりますが、係員不要のETCゲートは2カ所ともに常に通行できるようになっています。
 伊勢〜鳥羽の人口では、ETC車の台数も限られているでしょう。憶測ではほとんどこの2レーンは通行のないままになっていると考えられます。
 同じ伊勢自動車道の関料金所にいたっては、ETC専用レーン2カ所、ETC/一般併用レーンが2カ所の計4レーンがETC向けに用意されています。東名阪を含め、それほど大きくないインターチェンジのほとんどが、ETCを専用レーンで用意しているのです。

 伊勢神宮のお膝元である伊勢西料金所の最大通行量は、おそらく12/31〜1/2にかけて記録することでしょう。そのときには全てのゲートを併用レーンとしてくれるのでしょうね。そうであることを願います。

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