8/24(金)〜9/2(日)、北海道へ林道と温泉の旅!

大まかに言えば道央〜道東へ行き、道北廻って来ました。

8/258/268/278/288/298/308/319/19/2フェリー情報感想へ飛ぶ。


8/24(金)

 今日の昼は出勤、あらかじめ一昨日に粗方準備はしてたので晩飯と風呂など入って20時には落ち着き、20:15家を出発。
 琵琶湖大橋を渡りR161を北上し敦賀まで行く、道はまずまずの流れで敦賀港に22:10に到着、予めクーポン券でお金は払ってるので乗船手続きのみでok、でも窓口は結構混んでたので早めに家を出て良かった。

 22:50頃、新日本海フェリーに乗船し2等寝台に落ち着く(予約してるので下段)、船は敦賀を定刻の23:30出航、この日は0:30には就寝。

 

8/25(土)

 朝6時頃目覚めるがまた寝る、しかし寝れないので起きるが暇だー!他のバイク乗りの人らはまだ寝てる様だし話す相手無く、フォワードサロンのテレビ(NHKBS1)など見て過ごす。

 昼からは少し寝て、夕方になりもう北海道がすぐだ!小樽には少し早めの20:15着、R5〜R274で札幌市街を抜ける、道は快適に進め案外早いので道3で夕張まで行く、道38に入り最初考えてたキャンプ場は混んでたので”ゆうばり丁末風致公園大草原キャンプ場”(無料)まで行きテント泊。

 

8/26(日)

 朝5:40頃目覚め7:15出発、R452〜道136(ダート)に入る、ここは多分全線は抜けられない様なので途中よりルシベップ林道へ、結構狭く少しヌタってるので走りにくい。

 R274に出て福山パーキングより道610、136(共にダート)と行く、どちらも広くてフラットなダート道で走りやすい。
 次はR237〜双珠別林道へ、前と季節が違うのでラワンブキは目立たない、フラットなダートが続き快走する!

 トマムに入り、道136〜道1030(ダート)〜R38で狩勝峠へ、峠では曇りだったが十勝平野が見渡せた。

 さあ出発、R38〜新得町を経て道718〜岩松ダムよりオソウシ温泉を経て鹿追自然ランドへ抜けるダート〜道1088(ダート)で鹿の湯へ、鹿の湯は国設然別峡野営場の奥にあり川沿いにある爽快な無料温泉、ただアブが多かった。

 鹿の湯にて、いい湯でした!

 さて次は町道然別峡峰越線を抜け道85〜R273で三叉橋まで行き、音更川本流林道を経て岩間温泉へ、ここは砂利ダート11kmを経て最後は川渡りで辿り着ける野湯(無料)で意外にも結構人が来ていた。

 岩間温泉は結構人が多かった。

 さあ満足満足、ピストン林道なので国道まで戻り、R273を北上し町道三叉置戸線(ダート)で置戸湖方面へ、もう時間も良い時間なので”置戸鹿の子キャンプ場”に泊まろうか考える。

 料金は300円なので泊まる事は決定だが、買物するため20km離れた置戸市街まで林道経由で行く、しかし雲行きが怪しく林道内でとうとう雨になった、仕方ないのでカッパを着込んで再出発。

 白樺の森、木の下にてカッパを着込む。

 買物を済ませ、キャンプ場に戻り雨の中設営し、一杯飲んで食べて20時には就寝。

 

8/27(月)

 朝5:50頃目覚める、まだ外は雨が降っている!7時頃雨の中撤収しカッパを着て出発。

 置戸湖周辺の鹿の子林道、平の沢林道と走って道88へ、足寄町に入りポン美里別林道、幌加美里別林道と行くが工事通行止で通れず引き返す。

 道88に戻りR241、274〜道88と南下し本別町へ、どうも南下したら雨も止み曇りのよう?更にR274〜道56で道東スーパー林道に入る、情報ではゲートがあるが行けるそう。

 さあロングダートの始まり!

 初めはかなり走り良いフラットダートだが、中盤から段々と荒れてきて面白い、音別町へ抜ける林道が何本か分岐するが本線を行く。
 小音別、里音別林道が分岐し、本線を行くとしばらく白音林道へ入る。

 白音林道はごく普通の林道で、道665(ダート)に出て白糠町上茶路の集落に出る。

 R274に出て縫別の集落より、途中に道242経由で道東二期林道で阿寒町へ出る、少し疲れたのでコンビニで休憩!

 道222から発見沢林道へ、この林道には神秘の湖、”シュンクシタカラ湖”ってのがあるそうで探すが、行き過ぎてしまう戻り発見出来たが疲れが溜まってきて立ちゴケしてしまうしかもキャブがオーバーフロートした様でガソリンが漏れてる!
 とりあえずコックオフでドライバーの柄でキャブをコンコン叩くと直った様だ、ほっとした。

 湖は別に大したことなく、イマイチだった、帰りは北陽ヘルフナイ林道〜道667〜R274〜道666〜道243〜道53で鶴居村の”鶴居キャンプ場”へ行く。

 場所は看板が見にくく少し分かりにくい、無料なので結構集まってた!とりあえず設営し近くに温泉あるそうなので入ってくる。

 温泉から上がると雨が降ってきた、濡れる前にキャンプ場に戻り屋根のある場所で高知と千葉のライダーさんの宴会に混ぜてもらう。
 昨日と違い楽しいキャンプ、お腹も脹れ冷えてきたので21時には就寝。

 

8/28(火)

 朝5:50頃起床、雨は降ってない7:30には撤収出発、クチョロ農免道路〜道243〜道1060(途中よりダート)に入る、ここは釧路湿原の北部にあり”コッタロ湿原”という湿原が広がっている!また展望台もあり、そこからは素晴らしい景色が見渡せる。

 上からは素晴らしい眺め!

 その展望台からはダートでかなり広くて走りやすい、ただ鹿が出てくるので注意。

 R391に出てすぐに広域林道塘路線へ入る、思ってたより狭くて走りにくい!しかも途中から雨が降ってきた、木の下でカッパを着込む。

 林道から出てR272に入ってさらに雨は強くなる、養老牛温泉へ行こうと北西へ進路を変える、しかし途中でギアチェンジしずらいと感じる、よく見ると可倒式のペダル先端がおかしい!
 しばらくそのまま行くが、丁度バス停待合所が有ったのでそこで応急処置をする、バネが外れただけなのでビニールテープで固定する。

 直したけど雨は止まないし、予定変更とりあえず中標津市街まで行く事に、なかしべつ温泉に入ってついでに洗濯するか考えるがなんかイマイチなので止める。
 移動しマルエー温泉に行くやはり洗濯は止めるが、温泉は安い(360円/9月から値上げ)なので入っていく、案外お湯も良くて冷えた体が温まりました。

 温泉から出ても外は相変わらずの雨、でも目的の温泉には行きたい、道69〜道774で川北の市街へ、次にウラップ川沿いから林道に入るが走り難い、マディ系で滑りやすく荒れ気味で少し不安だった、やっと笹の沢林道(思ってたより峰越えな道)に出て分岐を100m程で川北温泉(無料)に着いた。

 川北温泉にはアメリカンのバイクの先客が居た、薫別温泉についても情報を聞き、行けるようだった。

 ここには元々宿泊施設があったらしく、その湯船跡がそのまま温泉になっている、まだ雨は降っていたが幸い屋根もあったので濡れずに着替えられた。
 温泉は露天男女別で白濁色でとても良かった!

 雨も止んできた、お湯は白いです。

 温泉から出たら雨も止み薫別温泉(無料)へ行く事にする、R244に出てすぐ滝の沢林道支線〜滝の沢林道と入るが初めは、温泉の匂いはしたがどこか分からない。
 戻り距離を測って再び行く、どうやら温泉の匂いがした辺が怪しく、バイクを降りて少し行くと川沿いを降りる小道があり、ここみたいだ。

 温泉は川沿いの崖に沸いていてかなり熱い、そのままでは入れないので置いてあるロープとバケツで川の水を汲んで入れる、なんとか入れる様になり最高ー!!!

 川沿いにあります、お湯は熱い!

 温泉にも満足し、時間も夕方が迫ってるので薫別川沿いの林道〜R335で羅臼を目指す、途中はるか対岸には国後島の島影が見えた。

 なんとか暗くなる前に羅臼に着けた、今日は熊の湯の向かいにある”国設羅臼野営場”(無料)に泊まる事にした、しかしあまり良い場所が無くテント張る場所を考える。
 少し傾斜してるが設営完了、今日は料理に凝ってトマトと手羽先を煮込みを作ってみた、出来映えは案外良くおいしかった、最後はラーメンを入れ満足満足。

 さて今日は歩いて行ける距離に温泉があるので、向かいの熊の湯へ行ってみる、入ってみるとむちゃくちゃ熱い、地元のヌシが仕切ってるのがイマイチだった。

 熱いのですぐ出て、テントに戻り就寝。

 

8/29(水)

 朝5:00過ぎ起床今日は比較的に天気は良さそう6:40撤収出発、R335で知床峠を越えるが峠手前から霧で視界が悪い、当然ながら羅臼岳も望めない。

 麓まで降りると霧も収まり、ウトロより道93(知床五湖の分岐よりフラットで広いダート)でカムイワッカ湯滝(無料)へ行く、かなり有名になったので朝8時過ぎなのに人が多い!

 川沿いの岩肌や崖を約20分程登る、沢登りとまではいかないが濡れてもよい靴、地下足袋、スポーツサンダルなどは欲しい、私はナイキのアクアモックが役に立ちました。
 15分程で一番下の滝壷に着く、ぬるいがまずここで入る、泉質は酸化度が高く酸っぱく傷や目にしみる!

 さらに上に行くと湯滝があるので登る(但し登らない様にという趣旨の看板有り)、崖を登るので危ないが行けない事もなく真中の湯壷にも入る。

  下と中間の湯滝にて。

 やはりぬるめなので最上部へ行く、ここはかなり深く足が着かないでも一番温かいです、感想としてはかなり俗化してるのは残念でした、でもスゴイ場所です。

 さあ下りは結構怖い、へっぴり腰になりがちで行きより時間が掛かりました。

 道93でウトロまで戻り〜R334で斜里市街へ〜エトンビ山カイライン〜男鹿の滝までダート往復〜道1034で神の子池と行く。
 神の子池は凄く青い色をしていてきれいでした、神秘の池ですね!

 コバルトブルー、吸い込まれそうな青です。

 さて天気はイマイチだが道1034〜道150で裏摩周展望台へ、やはり霧で見えず残念。

 これからは移動、網走まで道道で繋いでR238でサロマ湖へ、途中天気が良くなり久し振りに青空が見えました。
 なんとか青空が見えてるうちにダート林道経由で幌岩山の展望台に寄って行く、ここではサロマ湖が見渡せ最高の景色。

 サロマ湖東側を望む!

 再びR238を西へ進み紋別市の”コムケ国際キャンプ場”(300円)で設営、しかしテント張った場所は蚊が多く移動して手間取る。
 一杯飲んで今日の晩飯はトマトとウインナー煮込み、20:30には就寝。

 

8/30(木)

 今日は久し振りにテントを乾かしてから出発、ある程度片付いたら乾くまでぼーっとしてる
考えたらほぼ毎日テントは濡れてましたね、8:30出発。

 シブノツナイ川沿いの林道〜クッチャンナイ林道〜道306〜R273と走りオホーツク海沿いに出る。

 クッチャンナイ林道の峠にて休憩。

 R238を北西に進むが寒い、風が冷たい!枝幸町に入り風烈布林道に入る、砂利が多いが広く走りよい。

 道120に出て天の川トンネルを抜け、道北スーパー林道へ、途中まではかなり走りやすいフラットダートで気持ち良かったが、高度が上がると霧が出て注意しながら走った。

 残念ながら、加須美峠も霧の中で大展望の函岳も霧が予想されるので行かず、美深方面へ降りる、峠を越えると霧は収まりほっとする。

 加須美峠は霧の中、函岳はパス。

 R40などで名寄市街を経てピヤシリ林道へ、途中から霧で視界が悪くなった!道60に出て下川町に入り奥珊瑠林道へ、路面は走り易いが展望も無く長い、雰囲気は今にも熊が出そうで寂しい。

 やっとR239に出れ士別市街を経てR40、この日は和寒町の”三笠山自然公園キャンプ場”(無料?)に泊。
 キャンプ場にはチャリダーさんが1人居たが、食事は済まされたそうなのでいつもの様に一杯飲んで食べて20:30には就寝。

 

8/31(金)

 朝5:50起床、廻りは曇りで霧も出てる7:30には撤収出発、R40で愛別へ〜R39に入るとなんか雲行きが怪しいすぐに雨が降ってくる、上川町〜道223に入ると本格的になってきたのでカッパを着込む。

 愛山米飯線(ダート)に行くが入口に簡易ゲートで通行止、雨も降ってるので引き返す、でも行きしに見つけた当麻鍾乳洞付近へ抜ける林道があったので、戻ってそちらを行く。

 当麻町〜道道を繋いで旭川郊外を抜ける〜R452〜道580(ダート、走りやすい)〜道70(ダート、後半砂利が深い)〜R452で芦別〜道115(ダート、後半整備中で走りにくい)〜道114と走る。

 昨日温泉に入れなかったので奈井江町で入っていく、ないえ温泉(500円)イマイチかな!

 道1130〜R12で三笠市へ、三笠ICより道央道で札幌ICまで行く、札幌市街に観光の為に入るが走り辛い、道は狭くないが右折レーンが殆ど無い。

 時間も夕刻が迫ってきたので早々に立ち去り、R453で支笏湖まで行き、”支笏湖ホロピナイキャンプ場”(300円)に泊。

 キャンプ場は人が少なくライダー(香川のシャドー氏)は1人いた、1人じゃ寂しいのでテントを隣に張らせてもらい一緒に晩飯を食べた。

 一緒に、ごはん!

 また晩飯の後に彼が貰ったというメロンをチャリダーの2人さんらと頂いた、本当に美味でした感謝感謝!

 その後はしばらく4人で話が進むが、21時になり眠くなったので就寝。

 

9/1(土)

 朝3:30頃目が覚めてしまう、4時頃に周辺を散策すると星空と明け来る空がきれいでした!

 もうじき日の出、東の空は明るく湖面にも映える。

 再びシュラフに潜るが寝れず、7時には起きてお茶など作る、今日は時間があるのでテントをしっかり乾す事にする、シャドー氏も起きたのでオサル湯へ一緒に行こうと誘う、彼も西へ移動するようなのでokで行くことに決定。

 8:30にはだいぶ乾いたので片付け始める、9時過ぎ撤収出発!R453〜R276、453と支笏湖を廻り11時過ぎには蟠渓温泉のオサル湯(無料)に着く。

 湯船まで行くと珍しく先客が居た、彼も旅行中のライダーでこの一週間の天気の話などで一緒に盛り上がる。
 温泉は前と雰囲気が少し変わっていた、この前の台風で石などが埋まったそうで、近くの方が直してくれたそうです。

 オサル湯にて、いい湯でした。

 温泉に満足し、ここでシャドー氏とはお別れ、私は白水川林道に入る、ここは適度な勾配、カーブ、荒れで楽しい!
 道2に出ると、さらに前方にダート道が続いてる?オロフレ峠に抜ける道かなで入ってみると酷く深い流水轍が続く道で久し振りに走り応えがあった。

 でもすぐに舗装路に出た左折するとオロフレ峠に着けた、どうやら旧道かな?

 オロフレ峠では眺めが素晴らしかった、南東にはクッタラ湖と太平洋、北西には洞爺湖と山々が見え景色が良かった。

 天気が晴れて眺めも良し!南東を望む。

 再び道2〜道782で幌別へ、次に道327〜牛舎奥林道に入り案内板に従って、最後はバイクを停めて、川沿いを20分程歩きで川又温泉(無料)へ行く。

 川沿いの道は水量が多く、濡れる事は覚悟した方がいいです、辿り着いた温泉のお湯はかなり”ぬるく”て歩いて汗をかける夏場なら気持ち良いです。

 小さな湯船です、お湯はぬるい!

 来た道を戻りR36より室蘭市街〜”地球岬”へ、天気も良くここからの眺めは白い灯台と青く広い海と空が素晴らしかった。

 いいでしょー、海と空が広いですね!

 もう時間も昼過ぎ案外距離もあるので小樽移動、洞爺湖、羊蹄山付近を通って、R5〜広域農道で小樽には夕方18時着いた。

 暇つぶしの漫画や食料を買って、フェリーターミナル前のなか卯で牛丼並×2に挑戦!特盛よりお得かなと思うが、2杯目は流石に辛いがなんとか食べれた。
 やはり並2杯は多い、次からは今まで通り大盛りがベストかな!

 さあ腹も脹れてする事も無いので小樽港フェリーターミナルへ行く、出航までは時間有るので漫画で暇つぶし。

 トラックの影響でかなり乗船が遅れ23:25乗船開始、新日本海フェリーに乗船、小樽23:45出航、敦賀に翌日20:30着予定。

 

9/2(日)

 6時頃目覚めるが再び寝る、流石に9時には起床でも暇です、昼からも寝たりして過ごす。

 敦賀に20:30着、家までR161で帰る、しかし途中にわか雨!カッパ着込むとすぐ止み、暑いすぐ脱いで再出発、家には22:55着。


フェリーと高速代など(250ccバイクで税込み)

新日本海フェリー、敦賀→小樽、往路で2等寝台とバイク(10530+7260)で17790円。
新日本海フェリー、小樽→敦賀、複路で2等寝台とバイク(復路割引9480+7260)で16740円。
往復合計で34530円、燃料油価格変動調整金とかが加わって去年より高い。

 高速は札幌近郊で道央道(三笠→札幌)で1000円、他に行き帰り琵琶湖大橋で150円×2で300円ぐらい。

 

感想

 今回は天候が悪く雨が多かった、なので展望が少なく残念だったが、思いっきり林道と温泉を楽しめた!また行程も雨にも関わらずほぼ予定通りに進んだ。

 しかし行く時期としては草花が少なく7月頃の方が良かったかも?

写真・文 : 中島 徹


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