File25 ステッカーを作ろう

 今回、とあるメーリングリストで仲間を募って競技会に参加したわけですが、チームステッカーが欲しいな、と思って急ぎで作ってみました。
 ロゴデザインは協賛ページの丸亀さんがデザインされて公開されていたものをいただき、時間の関係からパソコンとカラープリンターでお手軽に作りました。ついでにBACKtoOFFroadのステッカーも作って見ました。



 まずはロゴマークの準備。
 A4サイズの用紙に効率よく並べます。タテ・ヨコはどちらでもかまいません。斜めにすると解像度次第ではギザギザが残るので注意が必要です。

 印刷後の大きさを考えて解像度を決定します。今回は400x100ドットで作られたロゴを108dpiで印刷しました。



 プリンターは最近のものならどんな機種でも作れます。
 ただ、耐水性を考えると、各社でいろいろと差が出てきます。

 発色がいいのはEpsonのPMシリーズで、解像度も細かく写真の再現には大変向いているのですが、残念ながらインクの耐水性は劣ります。また色あせも早い。
 インクジェットとしては耐水性の高いCanonのBJシリーズでも、若干マシといったところ。

 こういう用途に向いているのはアルプスのMDシリーズです。マイクロドライ方式で、要はリボンプリンターなのですが、耐水性・耐候性ともに優れているので長持ちします。

 今回は手持ちのEpson PM750Cを使って印刷しています。水には弱いですが、とりあえず1日、いや2日持ってもらえば・・・



 用紙は、耐水性の粘着フィルムを使用します。今回は白いフィルムを使用しましたが、透明なものやメタリックなものなどいろいろあります。
 これらのフィルムは高価なものですので、失敗はしたくない。試し印刷を普通紙で行っておきましょう。



 こうして印刷したものをカットしてステッカーの出来上がりです。



 前述したように、そのまま使うとこのように雨でボロボロになってしまいます。インクが溶けるわけではなくボロボロとはがれていってしまいます。
 本来はこれに透明シートを上貼りすればそれで耐水性は確保できます。このロゴの場合は大きかったので、うまく貼る自信がなかったためにそのままにしてしまい、2週間ほどでこの状態です。とりあえず2日間は持ってくれたのでよしとしましょうか。

 冒頭のロゴの場合は、2枚まとめて透明シートが貼ってあります。そちらはまだ健在です。雨に対してはこれで対応できます。色あせについては、インクの特性でどうしようもないようですが・・・

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