競技に向いた車両というのは、その反面長距離走行にはやや向いていない物が多いですね。もちろんラリーの場合はレイドモデルで構わないわけで、そういう車両なら長距離も楽なものです。
今回ツールド福井に参加した私たちのグループは、半数が大型のレイドモデルだったので遠くからの参加でも自走で走ってきています。あと半分は中型車なので、3時間ぐらいで到着できる私は自走したものの、数百キロの距離を来た面々は自走するのも大変ですからトランポ使用で参加でした。そういう用途のバイクですからそれで正解だと思います。
しかし。
すごいものを見てしまいました(笑)
表題の写真は、決してモーターショーの搬入ではありません。ツールド福井の参加車両です。アフリカツイン3台、DR800、DR650・・・
どれも長距離走行を苦にしない名車ですね。国内の競技に向いているかは疑問ですが、海外のレイド競技のために作られたバイクです。
この大きな車体を、トランスポータで運ぶ。乗せることからして大変ですよね。
それでも長距離を移動するならバイクより車の方が楽ではあります。
ん?
岐阜ナンバーですがな(爆)
2時間あれば到着してしまうのですから、自走した方が楽ではないかなぁ・・・
積んでいるところを見ていたのですが、1時間以上かけていました。ユニックキャリー車ですから傾けられるのですが、5台積む間傾けているわけにも行きませんので、結構苦労してました。その根性はなかなかのものだ、とも言えますか(笑)
では、普通の場合の積み方などを。。。
車両はピックアップトラックです。主流はワンボックスですが、汚れたオフロードバイクを積む目的ならピックアップのほうが向いていると思います。
これは4WD車なので、荷台が高いためにラダーレールを使っても傾斜がかなり強くなって押し上げるのが大変です。ここでは左側にも押し上げるために歩く足場としてラダーレールを置いています。
今回は2台積みです。一台を積んで左側に寄せました。後に2台目を積むときに、人間はよけながら上れますから、バイクのスペースを大きくとったわけですね。
こんなかんじで2台はOKです。
この隙間にラダーや洗車装備、その他荷物を詰め込んで走れば気分はアメリカン・・・ですかな?