正月、松の内も開ける1月7日。
古くからこの日には春の七草を食すことになっています。
春の七草。
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロを言う。これは中学校で習いましたか。
本来なら野に出て七草を採取するところから始めたいのですが、そんな手間暇もかけられません。
そんな貴方にはこれ。
スーパーマーケットなどで、七草をセットにしたパックが売られています。
今回はこのセットを使って七草粥を作ってみましょう。
何はともあれ、材料を刻みます。
家族向けセットですから、量的にはかなりのものになります。具は多い方がおいしいので、全部使いましょう。
お粥は、飯盒で米から炊きます・・・といいたいところですが、時間がかかるのでレトルトパックにします。いいかげんなもんですね。プレーンな白粥が各社から販売されていますので、それを使えば楽です。ここでは2パック使います。
レトルトパックは本来、湯煎で暖める物ですが、七草粥を作る場合、生の七草を入れて煮る必要がありますから、直火で粥を煮ることにします。
その場合、水分をかなり取られますので、少し水を入れます。1パックあたり50〜100ccというところでしょうか。
先ほど刻んだ七草を入れ、火にかけます。中火で煮立ったら、弱火でしばらく煮込みましょう。
白粥は味が付いていませんから、塩で好みの味に整えます。七草、要は野菜ですから塩が合うでしょうが、お好みによって醤油などもいけるでしょう。
十分火が通ったら、出来上がりです。
結構ボリュームがあります。健康食品でもありますし、1月7日に限る必要はないのですが、パックのセットはその日にしか入手できませんからねえ・・・